就活でのグループディスカッション(グルディス)のやり方

GDのやり方 就活のやり方

就職活動はざっくりいうとこんな順番で進めていきます。

就職活動はざっくりいうとこんな順番で進めていきます。

【就活のやり方】
自己分析
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適性検査(SPI)受験
GW×GD ←今日はここ
面接

今日は就活の第五関門『グループディスカッション』についてお伝えしていきます。

グループディスカッションとは?

グループディスカッションとは、与えられたテーマについて、複数人で話し合い、議論し、なんらかの結論を出す過程を見て、参加者の能力を見る選考方法です。

少ない時は2人、多くても10人程度で行い、だいたい30分~60分ぐらいで実施します。

チームで仕事を進めていく力や適性があるかどうかが見られる試験です。

就活生や採用担当者の間ではGD(ジーディー)とか、グルディスと、略して使われる事もありますので覚えておきましょう。

 

グループディスカッションのやり方

グループディスカッションの一般的な流れはこんな感じです。

①テーマ発表
企業がテーマ・時間・ルールなどを発表
②自己紹介
学校名や氏名などを伝え、簡単なあいさつを行う
③役割決め
司会、書記、タイムキーパーなどやタイムスケジュールを決める
④ディスカッション
意見を出し合い、ディスカッションを行う
⑤まとめ
グループとしての意見をまとめる
⑥発表
全体に向けてまとまった意見を発表する

 

4つの型とテーマ例

グループディスカッションは大きく分けると以下の4つのパターンに分けられます。

課題解決型

自社商品の認知度をあげるにはどうすればいいか?
自社の売り上げをのばすにはどうすればいいか?
少子高齢化を防ぐにはどうすればいいか?
といった、課題が与えられ、課題に対する解決策について議論します。

選択肢型

売上を伸ばすためには
1)サービスを強化するか?
2)品質を向上するか?
3)広告を強化するか?
といった選択方式で、どの選択肢を選んだかという根拠について話し合います。

自由討論型

火星に移住する際に必要なものはなにか?
泊まってみたいホテルとは?
といった、正解がない問いに対して、根拠と結論を出していきます。

ディベート型

テレビCMは現代において広告として有効か?
24時間営業は必要か?
といった、Yes・Noに分かれるテーマで話し合いをしていきます。

 

グループディスカッション対策

普段から友人と議論ばかりしているという人は別にして、日本人は基本的にはディベートが苦手な人が多いです。

いきなり、本番で全く話せず終了するなんてこともありますので、以下の3つを意識して、事前準備をしていきましょう。

①普段から自分の意見を言葉にしてみよう
・ロシアとウクライナ問題について
・新型コロナについて
・岸田政権について
・お昼に行ったファミレスの売上を上げるにはどうしたらいいか?

ニュースや日常のちょっとした事に問題意識を向け、自分がそれに対してどんな意見を持っているか、紙に書き出したり、言葉にしてみる癖をつけてみましょう。

最初は難しいかもれませんが、何度もやっていると、自然と言葉にできるようになってきます。

 

②友人を集めて、実際にやってみよう
就活生を集めて、実際にロールプレイングをしてみましょう。

テーマを決め、30分~1時間かけて発表するところまでやってみましょう。

ディスカッションの後、参加者同士で
「自分だったら誰を合格にして誰を不合格にするか?それはなぜか?」
といった話し合いをすると、人事の気持ちも理解でき、非常に勉強になります。

そう、グループディスカッションは評価する方も結構、大変なんです。

評価し易いよう、分かり易くピーアールしてくれると、人事としてはありがたいですよね。

そんな人事の気持ちも理解できるかもしれません。

 

③本番を沢山体験しよう
夏のインターンシップなどでは、グループディスカッションの体験をさせてくれる企業も多いので、インターンに参加してみるのも1つです。

また、本命ではない企業のグループディスカッションに参加してみるのもありです。

どんなに練習しても、本番のヒヤヒヤした空気の中、パフォーマンスを発揮するのはなかなか大変です。

グループディスカッションは体験すればするほど、やり方やコツが分かってきます。

インターンや実際の選考のグループディスカッションに参加する機会を意識的につくってみましょう。

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グループディスカッションでの役割

グループディスカッションでは、主に以下のような役割があります。

【GDでの主な役割】
司会
タイムキーパー
書記

司会をやるという積極性はポイントになりますが、議論を上手くまとめられなかったり、結局は自分の独断で議論を進めていってしまうようでは逆にマイナスポイントですので、あまり得意でないのであれば無理に司会をやる必要はないです。

特に役割がなくても、自分のターンでしっかり積極的に発言できれば、高評価を得る事は十分可能なので、あまり役割にはこだわらなくてもよいです。

積極的に役割を受け持つ事は大切ですが、役割が負担になり、肝心の議論にしっかり参加できないようでは本末転倒ですので、不器用な方は逆に役割は受け持たない方がよいかもしれませんね。

 

グループディスカッションのコツ

グループディスカッションを評価する人事は、どこを見て、あなたを評価しているのでしょうか?

グループディスカッションは
「司会をすれば受かる」
「他の人の意見を否定すると落ちる」
など、様々な事が言われますが、人事が見たいのは『チームに貢献できていたか?』という部分です。

具体的には以下の5つの力が見られます。

【評価ポイント】
積極性
思考力
協調性
傾聴力
リーダーシップ

積極的に発言する事は必要ですが、
・的外れな発言
・せっかくまとまり出した意見を覆すような発言
・他のメンバーの意見を頭ごなしに否定するような発言
は、マイナスポイントになりますので注意が必要です。

マイナス発言に注意しつつ、チームの議論が前に進むような発言を心がけましょう。

評価する人事担当に、

積極性「この学生は積極的に参加しようとしてるな」
思考力「この学生はしっかり考えた上で発言しているな」
協調性「この学生は周りのメンバーとも上手くやろうとしているな」
傾聴力「この学生は他の学生の話もしっかり聞いているな」
リーダーシップ「この学生は他のメンバーの参加を促したり、チームを引っ張っているな」

といった、『印象』を持ってもらう事が大切です。

 

就活グループディスカッションまとめ

グループワークでは人事(評価者)によい『印象』を持ってもらう事が大切です。

この『印象』というのが非常に大切で、ぶっちゃけた話、グループディスカッションの短い時間で、あなたの全てを見抜く事はとっても難しいのです。

逆に言うと、短時間で、よい『印象』を与えられたら勝ちなのです。

あまり議論が盛り上がっていなければ、口火を切って発言した方がいいですし、参加者があまり発言しないメンバーであれば、「○○さんはどう思われますか?」と、話を振ってあげるといいでしょう。

「議論を前に進めるために自分が今できる事は何か?」

そんな事を考えながら、積極的にグループディスカッションに参加していれば、評価者から悪い印象を持たれる事はないでしょう。

 

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1日に5~10回のグループディスカッションの練習ができ、参加企業から特別選考のスカウトをもらえるイベントです。

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就職活動は初めてのことばかりで大変ですが、後から振り返ってみると色んな事が学べた1年間だったと前向きに捉えている人も多いのも事実です。

今日の情報があなたの就職活動にとって少しでも役に立てば幸いです。

 

今日のあなたへの質問

「人事によい印象をもってもらうために、どんな振る舞いを心がけますか?」

それでは今日も就職活動、頑張ってください!

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