就活が終わったらいよいよ来年からは社会人。
プロ野球選手は毎年年俸5000万とか、1億円とか言ってるけど、サラリーマンっていったいどれぐらい稼げるものなの?
今日はサラリーマンの平均年収についてまとめました。
サラリーマンの平均年収は443万円!?
国税庁「民間給与実態統計調査」によると、令和3年(2021年)のサラリーマン(会社員)の平均年収は443万円。
1997年の467万円から年々落ちていた平均年収。
リーマンショック後の2009年には406万円まで落ち込みましたが、2021年には443万円まで回復しました。
日本の総人口は1億2570万人。
そのうち約42%に当たる5270万人が給与所得を得ており、443万円はその人たちが稼いでいる平均額です。
女性の平均年収は302万円!男女別平均年収
男女別の平均年収も見てみましょう。
男性:545万円
女性:302万円
差額:243万円
男女平等と世の中騒がれていますが、実はこんなにも差があります。
男性の平均年収は全体平均と比べても100万円以上高く、男女の差額はなんと243万円もあるのです。
正規社員と非正規社員の年収はこんなに違う!?
正規社員と非正規社員の年収は実はこんなに違います。
正規社員:508万円
非正規社員:198万円
差額:310万円
派遣やパート・アルバイトを選ぶのも選択肢のひとつですが、正社員と非正規社員の間には実はこんなにも平均年収の差があります。
男性と女性の平均年収が多いのも、女性が結婚後、パートやアルバイトなど、非正規社員として働く事が多いため、非正規社員及び女性の平均年収が低くなっています。
非正規社員の2020年の平均年収は176万円でしたが、2021年には198万円と、平均年収が22万円アップしました。
2021年から2022年では最低賃金の全国平均が902円から930円と、28円もアップしましたので、その影響が大きいと考えられます。
年収はどれぐらいで勝ち組と言えるのか?
年収いくらだから勝ち組とか負け組というのもあまり気持ちのいいものではないですが、各年収の割合は国税庁の資料より確認する事ができます。
全体としては年収が600万円超えであればトップ21%に入り、900万年以上であればトップ6.8%に入ります。
男性では年収700万円超えでトップ21%、1000万円以上でトップ7.6%に入ります。
女性では年収400万伝超えでトップ24%、600万円以上でトップ7%に入ります。
20%前後の5人に1人の割合に入れば勝ち組と言っても過言ではないので、全体だと600万円越えが目安と言えるかもしれません。
あなたは将来どれぐらい稼げるようになりたいですか?
海外の国と比べた時の日本人の年収
さて、日本のサラリーマンについての年収を見てきましたが日本人の年収は海外の国と比べた時、高いのでしょうか、それても低いのでしょうか。
OECD(経済協力開発機構)の2021年の調査によると、加盟国38か国中、日本の平均年収は25番目。
トップのアメリカの約半分。
下から数えた方が早いという結果になりました。
なんとお隣の韓国よりも平均年収が安いのです。
知ってましたか?
安い日本
こんな書店が本屋さんに並ぶ国になってしまったのです。
年齢別・業種別・地域別の平均年収は?
転職媒体大手のdodaが公表している年収分布のデータを見ると、20歳の平均275万円から59歳の727万円まで緩やかに年収はあがっていき、60歳になると大きくダウンする傾向が見てとれます。
男性の最高平均年収は59歳の771万円。
女性の最高平均年収は60歳で510万円となっています。
20代の平均年収
20代全体の平均年収は352万円。男性377万円、女性329万円となっており、各年齢の平均はこのようになっています。
30代の平均年収
30代全体の平均年収は447万円。男性494万円、女性383万円となっており、各年齢の平均はこのようになっています。
40代の平均年収
40代全体の平均年収は511万円。男性585万円、女性410万円となっており、各年齢の平均はこのようになっています。
50代の平均年収
50代全体の平均年収は607万円。男性674万円、女性434万円となっており、各年齢の平均はこのようになっています。
60代の平均年収
最後は60代です。定年最後の60歳は702万となっておりますが、61歳以降は100万円以上年収が下がり600万以下となりだんだんと下がっていきます。
ここまで読んで、年収について興味がわいてきましたか?
東京在住の場合はどれぐらいの年収なのでしょうか。
どの業種がお金が稼ぎやすいのでしょうか。
職種でいったら?
パーソルが運営しているDODAでは、それぞれの年齢・業種・地域別の年収が分かります。
年収についてもっともっと知りたいと思ったら、是非、こちらのページも見てみてください。
【まとめ】就活生のうちに知っておきたいサラリーマンの平均年収
今日は国税庁の民間給与実態統計調査及び転職サイト大手のdodaのデータから分かる、サラリーマンの平均年収についてまとめました。
お金を稼ぐだけが人生ではありませんが、お金を沢山稼ぐと、人生の選択肢が広がるのもまた、事実です。
世の中の平均値を知り、自分はどれぐらい稼ぎたいかを考えてみるのも自己分析の1つです。
どんな業界に行けばワクワクしながら働きながらも、沢山お金を稼ぐ事ができるでしょうか。
就活生の今のあなたにはまだまだ無限の可能性がありますね。
羨ましいです。
今日のあなたへの質問
「社会人になったらどれぐらい稼ぎたいですか?」
今日の情報があなたの就職活動に少しでも役立ってくれたら嬉しいです。
それでは今日も就職活動、頑張ってください!
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