苦しい受験勉強を経て、念願のキャンパスライフが始まりましたね。
でも、数年経てばすぐに就職活動が始まります。
大学受験とは違い、今度は企業に対して自分がどういう人間で、どんな事ができる人間かをPRしていく必要があります。
まだだいぶ先のようで、あっという間に近づいてくるのが就職活動の時期。
いったい就活って何から始めればいいのでしょうか。
この記事を読めばこんな事が分かります。
・就活っていつから始まるの?
・就活って具体的にどんな事をするの?
・就活手法ってどんな方法があるの?
・今すぐ始められる就活準備って?
就活スケジュールを知る
まずは全体像を掴む事から始めましょう。
一般的な就活のスケジュールは大学3年生から始まります。
大学3年生の6月1日に大手就職サイトのリクナビマイナビがインターンシップの応募を始めますので、そこがスタートです。
具体的には以下のような流れで就活が始まります。
早い人だと大学3年生の年を明けた1月~3月ぐらいからは選考も始まり内定が出始めます。
遅い人でも4年生の6~7月ぐらいまでには内定を採り終えるというのが一般的なスケジュール感です。
就活の流れを知る
就活の流れとしては以下のような順番に進んでいきます。
【一般的な就活の流れ】
エントリー
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インターンシップ/説明会
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適性検査
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エントリーシート
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グループワーク
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面接
▼
内定
エントリーってなんだ?と思うかもしれませんが、就活サイトなどで、その企業に『興味がありますという意思表示をする事』をエントリーと言います。
エントリーボタンを押すと、企業側にあなたの個人情報が送られ、そこから説明会や面接の案内をもらったりと、企業とのやりとりが始まります。
エントリー方法を知る
企業と接点をもつ『エントリー』をする方法は様々あり、代表的なものが以下になります。
【7つのエントリー手法】
①就活サイト
②合同企業説明会
③新卒紹介サービス
④学校推薦
⑤学内セミナー
⑥SNS
⑦OB訪問
就活サイト
リクナビ・マイナビなどの就活サイトに登録して企業を検索し、気になる企業にエントリーをしていきます。
ここ最近の就職活動では最も一般的な企業の探し方と言えます。
合同企業説明会
実際に企業の話を聞いてエントリーするかを決める事ができます。
例年大学3年生の3月に大規模な合同企業説明会が開催されます。
東京だとビックサイト、千葉だと幕張メッセなど。
新型コロナの影響でオンライン型の合同企業説明会も開催されています。
新卒紹介サービス
新卒向けの紹介サービスを利用して企業を紹介してもらう方法です。
紹介会社に登録し、キャリアアドバイザーに自分の希望を伝えて、自分にマッチしそうな企業を紹介してもらうサービスです。
学校推薦
自分の所属するゼミの教授などに推薦してもらう方法です。
教授推薦とも言われますが、企業と先生との繋がりがある場合、「毎年何人紹介してください」と、企業側からお願いされている事もあります。
学内セミナー
学校内に複数の企業が来て、企業の説明をしてくれる合同企業説明会の学校限定バージョンのようなイベントです。
校内ポスターやメール、学内掲示板などで、告知されていますので、見逃さないようにしましょう。
SNS
最近はTwitterやInstagramなどのSNSを使って採用広報をしている企業もあります。
数はそこまで多くないですが、時代の流れに敏感な企業と言っても過言はないでしょう。
SNS上でインターンや会社説明会の案内もしているのでSNS上で採用広報をしている人事担当者を検索し、案内に沿って接触してみるとよいでしょう。
OB訪問
卒業生の繋がり、サークルの先輩など、学校の繋がりを通じて、一度先輩に会ってみる方法です。
企業の人事部に直接問い合わせて先輩社員を紹介してもらう方法もあります。
昔は主流の方法でしたが、最近はあまり就活でOB訪問をしている学生は少なくなってきましたね。
『ガクチカ』に備え経験を積む
ここまで読めば、就活はなんらかの形で企業にエントリーをし、説明会・エントリーシート・適性検査・グループワーク・面接を経て、内定をもらうという就活の全体像はイメージできたかと思います。
もちろん企業によってエントリーシート提出はなしとか、グループワークはやらない企業など選考フローは様々です。
ただ、企業と接点を持ち、実際にエントリーシートを提出する際や面接で聞かれる時に、一番よく聞かれるのが『ガクチカ』です。
『ガクチカ』とは、学生時代に力を入れてきた事の略で、面接では『学生時代に力を入れてきた事はなんですか?』といった質問をされる事が多いです。
『ガクチカ』はどの企業でもなんらかの形で聞かれる質問です。
特にここ最近はコロナ禍の影響で、アルバイトや部活動・サークル活動も積極的に活動できなかった学生さんも多く、『ガクチカ』がない!と頭を悩ませている就活生も多いです。
学生さんがよく話す代表的な『ガクチカ』は以下です。
・部活サークル
・アルバイト
・インターンシップ
・留学
・ボランティア活動
・その他の経験
「私は将来海外で活躍したいと思い、語学力を磨くために外国人が多く集まる羽田空港のスターバックスでアルバイトをすることにしました。」
「外国の方と話すのは緊張しましたが、今では初対面の人でも物怖じせず英語で会話できるようになりました。」
アルバイト先を就活基準で決める学生さんは多くはないですが、もしこんな風に面接で語れたらかっこいいですよね。
将来の仕事や就活をイメージして、1~2年生のうちにやるアルバイトやボランティア活動の内容を決めるのも就活準備の1つの方法です。
自己分析をする
今まで自分の事について真剣に考えた事はありますか?
就活の第一歩は自己分析です。
就活では自分の価値観や考え方を分かり易く整理して面接官や人事担当者に伝える力が求められます。
これまでの自分の人生を振り返り、どんな時に感情が動いたか、将来はどんな事をしたいと思っているのか?夢はなんなのか?
そんな自分自身についての理解を深めておくのも大学1~2年生の時期には大切です。
時間に余裕のある低学年の間に自分自身としっかり向き合う時間を作っておくと、就活で自信をもって自分の事を語れるようになります。
自己分析についてもっと知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
大学1年生から始める就活まとめ
なんとなく就職活動の進め方のイメージは沸いてきましたか?
以下の5つのステップで、まずは就活の全体像を掴みましょう。
①就活スケジュールを知る
②就活の流れを知る
③エントリー方法を知る
④『ガクチカ』に備え経験を積む
⑤自己分析をする
『③エントリー方法を知る』で紹介した就職サイトですが、ほとんどの就職サイトは就活生向け、つまり大学3年生以上の学生さん向けに作られています。
ですが、1つだけ低学年向けにもサービスを展開している企業があり、それがdodaキャンパスというサイトです。
dodaキャンパスは受験生を応援する『マナビジョン』というサイトから連携している事もあり、
・学生生活を有意義にするための情報
・就職活動前から知っておきたいノウハウ
・自己成長を促進されるイベントへの参加
などなど、大学1~2年生向けのコンテンツが盛りだくさんです。
低学年から企業の人事との繋がりを持つこともできるサイトなので、早いうちに登録しておくと就活についての色々な知識を得る事ができます。
個人的には
・先輩たちのガクチカ
・自己PR作成用のワークシート
・先輩に聞いてみた!
などのコラムは読んでとても面白かったですし、『就活伸びしろ診断』というコンテンツもやってみて面白かったです。
大学1,2年生から社会人に会えるような様々なイベントに参加できるので、登録しておいて損はないサイトだと思います。
就活対策オンライン講座開催中【dodaキャンパス】
今日のあなたへの質問
「就職活動が始まるまでにどんな経験を積んでおきたいですか?」
それでは今日も就職活動、頑張ってください!
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