「働きたいけど就活なんかしたくない!」
これが、多くの就活生の本音ではないでしょうか。
今の就職活動は非常に複雑です。
自己分析をして、企業研究をして、リクナビマイナビに登録して、自分の合いそうな企業にエントリーをして説明会へ。
大学3年生の夏休みからインターンシップが始まり、長い人だと約1年もの長期間、就職活動を行っています。
勉強や研究をするために大学に入ったのに、1年中就職活動をして、本気でもない志望動機を語り、不合格にされて・・・。
「いったい自分は何をやっているんだろう…。」
こんな気持ちになってしまうのも無理はありません。
なぜ多くの就活生が「就活したくない」と思ってしまうのでしょうか。
また、そう思ってしまった人は、どうやってそのループから抜け出せばいいのでしょうか。
就活したくない人におすすめの、『待っているだけの新しい就活方法』についてもお伝えしていけたらと思います。
「就活したくない」と思う理由
多くの就活生が「就活したくない」と思う理由はこちらです。
やりたい仕事が分からない
大手就活サイト・マイナビで職種検索をすると、大カテゴリーでも10カテゴリー、細分化された職種を見ると全部で95種類の職種があります。
自分がどの職種に向いているのか、どの仕事が合っているのか分からない。
自分の事が分からなくてなんの仕事をしたらよいか分からない。
そんな理由で、就活に対して前向きになれない人も多いです。
情報量が多過ぎる
マイナビ掲載社数が2万6千社、リクナビ掲載社数が1万3千社と、大手就活サイトにはめちゃくちゃ沢山の企業情報が載っています。
どの企業のページを読んでも、なかなかいい会社だなぁと思うような文章が…。
マイナビで調べると業種だけでも156業種。
こんな沢山の会社の中から、いったいどの会社を選べばいいのだろうか。
選択肢が多過ぎてどの企業を選べばいいのか分からない。
そんな人も多いでしょう。
情報量が多過ぎて、どの企業を選べばよいのか分からない人には、企業からオファーをもらえる方法がおすすめです。
就活の仕組み自体が気持ち悪い
全員が同じような黒のリクルーティングスーツを着て、同じ髪型。
面接では楽しくもないのに笑顔を作り、人事が言って欲しそうな綺麗事を述べ、面接官を喜ばせる。
面接やグループワークで何を見て判断しているのかも分からないまま、落とされる。
「自分はいったい何をしているのだろうか…。」
そんな気持ちが溢れてきて、全然やる気が起こらない。
そんな風に就職活動そのものに嫌悪感を抱いている人がいるのも事実です。
吉田まほさんという方が作った「就活狂想曲」animation “Recruit Rhapsody”というYoutube動画が話題になりましたね。
この動画は本当に色々考えさせられる動画です。
就活生だけではなく、人事をやっている全ての人にも一度見てもらいたい作品です。
就活って綺麗事を言った奴が勝つの?
こんな風に、Yahoo知恵袋に投稿していた就活生がいました。
「この仕事にやりがいがあると感じて志望しました」
Yahoo知恵袋より
とか
「人のために尽くせる仕事だと思い志望しました」
など綺麗事言ってる人が多い気がします。
やりがいで飯が食えますか?
人のために働きたいならボランティアでやるべきではないですか?
どうして「お金を稼ぐためにここで働かせてください」と正直に言ったら不採用になるんですか?
確かにその通りだと思います。
大学を卒業して、いよいよ自分で飯を食っていかないといけないから働くんですよね。
綺麗事が飛び交っている、口八丁の就職活動の世界に幻滅している人も多いでしょう。
就活のデメリット
時間がかかる
就活のデメリットはなんといっても『時間』が奪われる事です。
就活が苦手な人だと、大学3年生の夏からほぼ1年間就活をしているなんて事もあり得ます。
せっかくの大学生生活。
学業やアルバイト、サークルや恋愛だってしたいですよね。
就活をしている時間が多ければ多いほど、他の事に割く時間が削られていきます。
将来の仕事を決めるために、ある程度時間をかけるのはしょうがないとは思いますが、ダラダラと時間を奪われ続けるのはやっぱり嫌ですよね。
費用がかかる
就活にはお金もかかります。
就職みらい研究所の【2022年卒就職活動TOPIC】によると、2022年卒の就活生の就活費用の平均は72,034円。
7万円は、大学生にとっては大金です。
最近は新型コロナウイルスの影響でオンライン面接なども増え、交通費などが減った事もあり、コロナ前と比べると4割減になっています。
しかしコロナ前の2020年卒の学生のデータを見ると就活費用の平均は128,890円。
なんと13万円もの費用がかかります。
お金を稼ぐためにやってる就活費用に13万円もかかるなんて…。
なんだかよく分からなくなってくるのも無理はありません。
自信喪失させられる
就活では書類選考・適性検査・GW・GD・面接と、様々な場面で選考が行われます。
どんなに鋼のメンタルをもった人でも何度も不合格通知をもらって、平気でいられる訳がありません。
少し前のデータですが、2012年には就活が原因で自殺をした人が149人にのぼり、07年の60人から2.5倍に急増しているというニュースも報道され、話題になりました。
『世界中から否定されている気持ちになった』
東京ガスが作った就活のCMがリアル過ぎるという事で放送禁止になった事もあります。
こちらの動画は、現代の就活が如何にしんどいかを物語っている作品の1つかと思います。
死ぬぐらいなら、就活なんてやめて、フリーターでも派遣でも、自分で起業したっていいし、生きていく道はいくらでもある!と、僕は思います。
本当に本当にしんどい時は、就活から逃げても全く問題ありません。
ただ、正社員で働く事、就活をする事にも沢山のメリットもあるのも事実。
就活なんかで負けたらアカン!
社会に出たら楽しいことも沢山沢山待っています。
考え方次第では、就活もあなたにとっての成長のチャンスかもしれません。
ここからは、就活のメリットについても目を向けてみたいと思います。
就活のメリット
就活は学びの場
就活では多くの社会人の話を聞く事ができます。
経営者や役員が直接説明会に参加して色んな話をしてくれる事もあります。
「成功の反対は失敗ではない。何もしない事だ!」
「夢は逃げない。逃げるのは自分だ。」
「他責NG、100%自己責任」
などなど、社会人生活を10年以上続けている今でも、時々思い出すような名言を聞く事だってできます。
企業を経営しながら、様々な苦労をしてきた人の言葉には、説得力があります。
就活は出会いの場
『リクラブ(就職活動をきっかけとした恋愛)』という言葉が一時期流行りましたが、就活をきっかけに恋愛・結婚をした人もいます。
ウェブスターマーケティング株式会社が就活生413人に調査したアンケートによると、リクラブを『あり』と答えた人は半分の207人(50%)。
実際にリクラブを経験した人の数は88人(22%)という結果が出ました。
未来の上司や同僚との出会いはもちろんの事、仕事も見つけて、彼女もできて…と、決して多くはないですが、そんな可能性も秘めているのが就活なのです。
就活は自分磨きの場
就活は書類や面接、グループワークなどで、容赦なく不合格通知を突き付けられます。
自信を砕かれる事も沢山ありますが、1回1回しっかりと振り返りをして、改善していけば、思考力・文章力・コミュニケーション能力など、非常に沢山の能力アップに繋がります。
いきなり社会人になるよりも、就活の場で様々な経験をしておいた方が、社会人になってからスムーズに職場に馴染めるのは間違いないです。
否定され自信を失い、自殺してしまう人がいる事は大問題ですが、ある程度のストレスは自分自身の成長にとって必要です。
就活したくないけど働きたい人におすすめの就職活動法
就活はしんどい。デメリットもある。ただ、メリットもあるのも事実。
「仕事はしたいけど、就活はしたくない」
「なるべく効率的に就活を終わらせたい」
そんな人におススメの就職活動方法は『逆求人サイト』を使う就職活動です。
逆求人サイトに登録しておけば、企業があなたのプロフィールを見て、自社に合っていると思えばオファーメールを送ってくれます。
あとは、メールをもらった企業と面接をしていくだけ。
これで、今までネックになっていた、企業選びの時間が大幅に短縮できます。
リクナビマイナビに掲載中の3~4万社の企業の中から、自分に合った企業を選ぶ必要はありません。
登録学生数の多い逆求人サイトだと、既に20万人近くの就活生が使っています。
情報量が多過ぎて、どの企業を選べばよいのか分からない人にはぴったりの就職活動方法かと思います。
・職種が多過ぎて分からない
・業種が多過ぎて分からない
・会社が多過ぎて分からない
どうせ、選べないなら、自分にオファーをくれた企業から選んでみるのも1つの手だと思います。
今の時代、7割の人が転職をする時代と言われています。
終身雇用の時代は終わりました。
最初の1社は自分にオファーをくれた企業から選んでみる。
そんな効率的な就職活動をする学生が増えてきています。
就活したくないけど働きたい人の就職活動まとめ
今日は「就活したくないけど働きたい!」
そんな就活生誰もが抱える悩みに一石を投じる『新しい就職活動方法』についてお伝えしました。
自己分析や企業研究は、ある程度する必要がありますが、逆求人サイトを使えば、多くの就活生を苦しめている『企業選び』に割く時間を、大幅に削減する事ができます。
リクナビマイナビを使い、何十社もエントリーして、その中から自分に合った1社を見つける今までの就職活動に嫌気がさしている人が多いのも事実です。
逆求人サイトを使った新しい就職活動で、時間を節約し、効率的に就職先を見つけてみませんか?
今日のあなたへの質問
「あなたが就活したくないと思う理由はなんですか?」
それでは今日も就職活動、頑張ってください!
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